• Sakurako Tanaka BCBA-D

刺激透過性

刺激透過性とは、知っている法則から新たな法則を見つけ出す現象のことです。


例えば、私たちは、100円玉1枚はは50円玉2枚と同じことであり、50円玉1枚は10円玉5枚と同じことであると知っています。この2つの法則より、私たちは100円玉は10円玉10枚と同じことであると推測することができるのです。


刺激透過性は

1) 反射性

2) 対称性

3) 推移性

という3つのステップを身につけることにより成立します。




Step 1 反射性


刺激透過性はが成立するのに必要な1つ目のステップは反射性です。

反射性とは完全に完全に同じものを同じと認識する能力、つまりA=Aであることを認識する能力のことです。


例えば私たちは50円玉と50円玉は同じ物であることを理解しています。





Step 2 対称性


刺激透過性はが成立するのに必要な2つ目のステップは対称性です。

対称性とは異なるものが同じ意味を持つものだと認識する能、つまりA=Bであることを認識する能力のことです。


例えば私たちは100円玉と50円玉は二枚同じ意味であることを理解しています。





Step 3 推移性


刺激透過性はが成立するのに必要な3つ目のステップは推移性です。

推移性とは知っている法則から新たな法則を見つけ出す認識する能力、つまりA=B, A=CであるからB=Cであることを認識する能力のことです。


例えば私たちは100円玉は50円玉二枚と同じことであり、50円玉は10円玉5枚と同じことであると知っています。この2つの法則より、私たちは100円玉は10円玉10枚と同じことであると推測します。


刺激透過性は私たちは意識せず日常的に使用しており、例えばイタリアにはイタリア人が住んでいることを知っている。イタリア人がイタリア語を話すことを知っている。これらの事実によりイタリアからの留学生の母国語は日本語ではなくイタリア語であろうと想定して接する、などが挙げられます。




まとめ


知っている法則から新たな法則を見つけ出す刺激透過性について解説しました。

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Reference

応用行動分析学 – 2013/5/30ジョン・O・クーパー (著), ティモシー・E・ヘロン (著), ウイリアム・L・ヒューワード (著), 中野 良顯 (翻訳)

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