応用行動分析による育児支援
ABAペアレントトレーニング
ABA応用行動分析で、
親子の関係をもっと楽しく
ABA(応用行動分析)は、発達に不安のあるお子さんへの標準療法として、アメリカなどの西洋先進国では健康保険で受けられるほど評価されている療育法です。良い行動を意識的に褒めたり、困った行動に適切に対処したりすることにより、お子さんは良い行動を増やし、困った行動を減らしていくことができます。
ABAペアレントトレーニングとは、親御さんたちにABAを学んでいただき家庭で無理のない範囲でABAを実践いただくというものです。特に幼児期から小学校低学年にかけての子どもたちは、家庭で長い時間を過ごすため、親御さんからABAに基づく関わりをして貰えることで得られるメリットは非常に大きいと言われています。
ペアレントトレーニングをうけた親御さんに育てられた子どもたちは、人との適切なコミュニケーション方法を身につけたり、着替えや歯磨きなどの身辺自立が進んだり、言葉の能力が向上したりするというデータが出ています。そしてお子さんとの適切な関わり方を身に付けることで親自身も育児の不安が解消され、親子の関係が良くなるとされています。
毎月開講
ZOOMによるオンライン講座
ABAペアレントトレーニングは毎月開講。
ワークショップ(全3回 1回1時間)と講義(8時間Youtubeで視聴)で構成されています。
ワークショップでは簡単な宿題がでます、可能な範囲で良いですので取り組んでみてください。またワークショップを欠席された方は録画で後日視聴いただけます。
ABAペアレントトレーニングの流れ


STEP.1
ABA基礎講義
2時間
講義視聴 Youtube
申し込み当日より講義動画の視聴を開始できます。Youtubeを経由して配信されますのでスマートフォン・タブレット・パソコンなどから学習可能です。講義内容はABAの基礎であり初学者の方でも十分理解出来る難易度となっております。
講義動画は約2時間、ワークショップに参加される前に出来るだけ全て視聴しましょう。大切なポイントは講座を通して繰り返し解説しますので、まずはABAの概念をざっと理解することを目標にするだけでOKです。動画の視聴期限はなく何度も繰り返しご視聴いただけます。

STEP.2
全3回
毎月開催
ワークショップ ZOOM
第1回
増やしたい行動・減らしたい行動
ABAでは行動の後の出来事を操作することによって、行動を増やしたり減らしたりすることが出来ます。
増やしてあげたい行動は何でしょうか?(例えば、言葉でのコミュニケーション・大人の促しに応答すること)
減らしてあげたい行動は何でしょうか?(例えば、いきなり人のおもちゃを取ること・暴力をふるうこと・順番を守らないこと)
行動の後の出来事を操作していくために、「行動に着目」する練習をしていきましょう。

宿題
自分と子どもの行動をカテゴリーに分けてみよう
第2回
行動を増やす
行動の後に良いことがあれば、その行動は増えます。例えば、お子さんがお皿を運んでくれた時に「ありがとう、嬉しい!」と褒めたり、幼稚園から自宅まで抱っこでなくて1人で歩けたらおやつは大好きなアイスにしたり。良い行動の後に意図的に良いことを起こす事でお皿を運んだり、1人で歩くという増やしたい行動を増やすことが出来ます。
このような行動を増やす嬉しいものを「強化子」といいます。褒め言葉や抱っこ、お菓子やおもちゃなど。お子さんによって強化子は様々です。
行動を増やすのに欠かせない「強化子探し」を練習していきましょう。

宿題
自分と子どもの強化子を探して実際に使用してみよう
第3回
行動を減らし良い行動に置き換える
行動の後に良いことがなければ、その行動は減っていきます。例えば、お子さんが「今日はお菓子を買わないよ」と約束をしたにもかかわらずスーパーでお菓子をねだって泣き叫んだとします。そこでお菓子を買ってしまったらお子さんは「泣き叫んだらお菓子を買って貰える」ことを学んでしまい泣き叫ぶという行動は増えてしまいます。泣き叫んでも強化子を与えない「消去」、そして、例えばお手伝いをしてご褒美シールを3枚ためたら好きなお菓子と交換できる「代替行動」を教えることで、困った行動(泣き叫ぶ)を減らし良い行動(お菓子を買うルールを守る)を増やしていくことができるのです。
行動の背景には理由があります。お菓子が欲しいなどの獲得・勉強したくないなどの逃避・先生にかまって欲しいなどの注目・飛び跳ねる感覚が気持ちいいなどの自己刺激の4つに大別されます。この行動の機能に着目して行動を変えていく練習をしていきましょう。

宿題
自分と子どもの困った行動の理由を考えよう

STEP.3
ABA応用講義
6時間
講義視聴 Youtube
ワークショップの復習として講義を視聴しましょう。Youtubeを経由して配信されますのでスマートフォン・タブレット・パソコンなどから学習可能です。講義内容はワークショップで学んだ内容の復習であり、ABAの理論の解説をしています。ABAは「行動の原理」を使用した指導法でありABAの理論を学ぶことで、なぜそのように子どもと接したら良いのか深く理解できるようになります。
動画の視聴期限はなく何度も繰り返しご視聴いただけます。
ABAペアレントトレーニングとは
監修
田中桜子 BCBA-D
認定行動分析家博士(BCBA-D)。ABAスクールTogether社ログラムディレクター。カナダのブリティッシュコロンビア州では政府登録の自閉症コンサルタント(早期集中介入治療)に従事した後帰国、現在は後進の育成に力を注ぐ。世界中で教え子が活躍している。自閉症児の母。
受講者プレゼント
特別講演約15時間

William L. Heward, Ed.D., BCBA-D
Jill C. Dardig, Ed.D
中野良顯先生

長尾陽子先生 M.S.Ed., BCBA
藤原水奈先生 M.S., BCBA
上村裕章先生
倉澤茂樹先生
松井絵理子先生
ABAペアレントトレーニング
お申し込み
集団受講
●WEB講義7時間
●ワークショップ全3回(第1,2,3火曜am13:00-14:00)祝日等の場合は第4火曜となります
●特別講演 約15時間プレゼント
9,800円(+税)
遅刻・早退・欠席に関しては個別に対応いたしますのでご相談ください。日程変更(受講月の変更)も無料で承ります。ワークショップは録画いたしますので後日視聴も可能です。
申し込み希望の方は、support@togetheraba.jpまで「ペアレントトレーニング○月集団受講希望」とご連絡ください
個別受講
●WEB講義7時間
●ワークショップ全3回(1回1時間、日程は応相談)
●特別講演 約15時間プレゼント
19,800円(+税)
*同時受講される場合2人目から9,800円(+税)
申し込み希望の方は、support@togetheraba.jpまで「ペアレントトレーニング個別受講希望」とご連絡ください。希望の日時の記載もお願いします。
団体割引
10名様以上のお申し込みで10%割引、20名様以上のお申し込みで20%割引いたします。それ以上のお申し込みの場合は個別に相談承ります。団体特典をご希望の方はsupport@tpogetherまでご連絡ください。法人でのペアレントトレーニング代行にご活用ください。