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執筆者の写真ABAスクールTogether

施設認定 ABAセラピスト研究会/長尾陽子BCBA

更新日:2020年9月28日

ABA早期療育を実施するにあたり、エビデンスに基づくABAの実践を行い、家族や関係者と適切に協動することは非常に重要です。

これら一連の診療を提供するには、サービス提供のリーダーとしてプログラムの作成と見直しを行うスーパーバイザー、実際のサービスを担当するセラピスト、そして周辺職位などクライアントに関わる職位にあるもの全てが、クライアントを中心とした実践を行い倫理に配慮したコミュニケーション行うこが必要です。


ABA実践としてクライアントにABAサービスを提供する上で必要な要素は、クライアント個々に相応しいゴールの設定とプログラムの構築・ABAの原理に沿ったデータ収集方法・正しいデータ収集・有形強化子, 社交的強化子, トークンシステムなど多様な強化システムの適切な使用・視覚スケジュール,視覚プロンプト,多様な例など教材を豊富かつ適切な使用・限りあるセラピー時間の効率的な使用、が挙げられます。


事業所としてのクライアントにABAサービスを提供する上で必要な要素は、スタッフ全体のABAの正しい知識と能力,倫理的な振る舞い・クライアントとその家族への適切なコミュニケーション・スタッフへの教育の機会の提供とそのフィードバック・クライアントを中心とした事業所内, 家族, 周辺専門家との協動,連携が挙げられます。


これらABA早期療育の適切な診療体制を利用者並びに関係者に分かりやすく示すために、希望する施設に対し、基準を満たした場合「認定施設」として施設認定を行うことにいたしました。施設認定はBCBAが実施し、また事業所のスーパービジョンとしてアドバイスも行います。また認定された際には担当BCBAの名前を施設のスーパーバイザーとして明記可能です。


「認定施設」を掲示することで、利用者の皆様に高い品質のサービスの受けることが出来ることを示すことができます。詳細な施設認定の要件を下記に示します。


 

分野1:ABA実践の評価(30点)

各生徒に対し、必要に応じた適切なプログラム、またはゴールが複数設定されている

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ABAの原理に沿った適切なデータ収集方法(正確率、頻度、持続時間など)が設定されている

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セラピスト、またはスタッフが設定されたデータ収集方法に沿って正しくデータを記録している

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有形強化子、社交的強化子、トークンシステムなど、多様な強化システムを適切に採用している 

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視覚スケジュール、視覚プロンプト、多様な例など、教材を豊富に適切に使用している 

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セラピー時間を能率的に使い、学習時間、遊び時間などのスケジュールが明確に構成されている

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分野2:事業所としての評価(20点)

ABAを実行しているスタッフがABAの正しい知識と能力を持ち、倫理的な行いをしている  

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生徒さん自身、家族の方、またはその他の関係者の方々の意見や要望に敬意を表した接し方をしている  

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スタッフに十分な研修やトレーニングを提供し、スキル維持や向上の希望に対して協力的である。  

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家族、または関係者の方々とのコミュニケーションが十分に取れている

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●分野1合計:24点以上(30点満点)

●分野2合計:16点以上(20点満点)

●全合計:40点以上(50点満点)

上記3点全て満たす施設を「認定施設」とする。


基準設定 長尾陽子BCBA

 

施設認定を希望する施設はsupport@togetheraba.jpまでお知らせください。


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