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  • Sakurako Tanaka BCBA-D

DTT ABAの療育法

ABAを理論を使用し、言葉や、着替えなどの身辺自立スキル、ひらがなや漢字・算数などのアカデミックスキル、ピアノやゲカードゲームなどの余暇の楽しみ方など、様々なスキルをお子さんに教えることができます。


新たなスキルを教える効果的な方法としてDTT(ディスクリートトライアルトレーニング 離散試行型指導法)、をご紹介しましょう。


DTTはABAを使用したトレーニングの最も代表的なもので、ABAの基本である三項随伴性を使用しています。


DTTでは、複雑なスキルをシンプルな課題へと分解して、スモールステップで学びますので、お子さんにとって無理なく、そして効率的にスキルを身に付けることが出来ます。





DTTっていつやるの?

ABAは食事のタイミング、お散歩に行く、バスに乗るなど、日常生活の様々な場面において教えることができますが、時には机に座ってお子さんと向かい合って「お勉強=セラピー」をすることも大切です。


おもちゃなど気が散るものがないセラピールームを準備し、人が入ってこないようにし、課題に使用する道具を揃えた上でセラピーを開始するなど、お子さんが課題に集中しやすい環境を作りましょう。







DTTでは様々な課題が開発されています。


例えば、長期的な目標として「先生のお話を聞けるようになり、幼稚園の同級生と同じように集団行動できるようになる」というものを立てたとしましょう。

発達にでこぼこのあるお子さんは人に注目して話を聞いたり、人と同じことをすることが苦手です。幼稚園のお集まりで一人だけ窓の外を見ていたり、「列に並ぼうね」と先生に言われたのに一人だけぽつんと立っていたり、お片づけの時間に一人だけぼーっとしていたりしていることがあると思います。でも実はこれらのことはかなり高度なスキルを要することなのです。


お集まりで話を聞くには、まず先生に注目し、その話の内容を退屈と思わない程度に理解しなければなりません。


他のお子さんと同じように列に並ぶには、他のお子さんに注目しその行動を真似る模倣というスキルが必要です。


お片づけをするには、積み木はここ、電車はここ、というようにものを分類し、同じものをまとめるマッチング(見本合わせ)というスキルが必要です。



幼稚園や保育園での集団生活が円滑に進むようにこれら3つの課題のスキルの練習方法をご紹介します。



課題1 名前を呼ばれたら振り向こう 注目


まずはお子さんの視野に入る右斜め前に立ち、名前を呼びます「絵美ちゃん」。



この「絵美ちゃん」と名前を呼ぶ時に、お子さんの目の前におもちゃなどお子さんが興味を示しそうなものを持っていきます。


そのおもちゃを先生の目まで誘導します。注目をする(先生の目を見る)ことが行動です。


この適切な行動をするための手助け(お子さんの視界におもちゃを入れ視線を誘導すること)をプロンプト、といいます。


お子さんが先生に注目し目を見ることができたら大いに褒め、ご褒美をあげましょう。



最初はおもちゃなどを片付け、なるべくものがない部屋で、お子さんの注意を逸らすものがない状況で練習しましょう。


上手に振り向けるようになったらだんだんお子さんの視界におもちゃを入れ視線を誘導すること(プロンプト)を減らしていきましょう。


練習を繰り返すことにより自力で人に注目する力が育っていきます。安定して振り向けるようになったら、お子さんの後ろから声をかけたり、おもちゃで遊んでいるときやおやつを食べている時など注意を向けにくい状況でも練習していきましょう。



もしお子さんが名前を呼んでも上手に注目し視線を合わせてくれなかったら、お子さんの肩に優しく手を添え、身体ごとあなたに注意を促します。


この身体を誘導して適切な行動を引き出す方法を身体プロンプトと言います(先ほどの視界におもちゃを入れて適切な行動を引き出す方法を視覚プロンプトと言います)






課題2  人と同じ行動をする練習をしよう 模倣


手を合わせるという動作を模倣する練習をしてみましょう。


まずはお子さんの隣に座り、名前を呼ぶなどしてあなたに注目を促しましょう。


お子さんがあなたに視線を向けてくれたら「こうして」と言いながら、あなた自身がお子さんにして欲しい動作「手を合わせる」を行います。


そしてすぐに、お子さんの手をとってして欲しい動作「手を合わせる」をするように誘導します。


お子さんが手を合わせる動作ができたら「上手に出来たね」と褒めてご褒美をあげましょう。




お子さんの手を合わせるという動作が行動です。


正しい行動をするための手助け(お子さんの手をとって手を合わせる動作に誘導すること)がプロンプトです。


最初は完全にお子さんの手をとって誘導しないと出来ないかもしれませんが、徐々に両手で手を添えていたのが片手で手を添える程度で出来るようになるなど、自分で出来るようになっていき、最終的にはプロンプトが無くても出来るようになっていきます。何度も繰り返し練習しましょう。





手を合わせる、という動作が出来るようになったら、バンザイや拍手、ピースなど様々な動きの模倣を練習しましょう。


それも上手に出来るようになったら、バンザイして拍手、など2ステップの動作模倣も練習していきましょう。徐々に人に注目し、同じ動作をするということが出来るようになっていきます。




課題3  物に注目し観察力を磨こう マッチング(見本合わせ)


私たちが初めて行くスーパーで自転車置き場を見つけられるのはそこに他のお客さんの自転車が停まっているからです。


私たちがお箸やフォークをどこに片付けたらいいか解るのはそこに他のお箸やフォークが置いてあるからです。


男の子の列と女の子との列があって、自分がどっちに並べばいいのか解るのは自分がどっちに分類されるのか知っているからです。



このように私たちは日常生活で、物に注目し、仲間わけをし、それを合わせる「マッチング」という技術を自然と使っています。このマッチングを練習してみましょう。


完全に同じつみきを2つ準備して、1つはテーブルの上に、1つはお子さんの目の前におきます。





お子さんの名前を呼んだりお気に入りのアイテムを目の前に持っていき、先生に注目していることを確認し、お子さんの目の前に積み木を目の前に入れ、「同じにして」と言います。


すぐにお子さんの手をとって、積み木を持たせ、机の積み木の隣のおきます。置けたら、「上手に置けたね」と褒め、ご褒美をあげましょう。



お子さんがつみきを机のつみきと同じにする(隣に置く、重ねる)ということが行動です。


この正しい行動をする手助け(お子さんの手につみきを持たせ、机の積み木と一緒にさせること)がプロンプトです。


たとえ手助けであるプロンプトありでも上手に行動が出来たら褒めてご褒美をあげることにより(行動の後に良いことがある)この行動をくりかえそうというモチベーションがお子さんに芽生えます(強化)。


何度も繰り返し練習しましょう。お子さんがだんだん自分で出来るようになってきたら手助けを少しずつ減らしていきましょう。




最初のお子さんの手を机の上のつみきに誘導していた状態から、お子さんの肘に少し手を添える程度としていきます。


それでも自分で出来るようになれば、つみきを渡すだけにしましょう。徐々に、徐々に手助けを減らすことで、お子さんは自分で出来るようになって行くのです。



一つの積み木で出来るようになったら、今度は机の上に違う形のつみきをおきましょう。


お子さんがわかりやすいように、最初は形も色も全く異なるものが良いでしょう。



お子さんの名前を呼んだりお気に入りのアイテムを目の前に持っていき、先生に注目していることを確認し、お子さんの目の前に赤い四角の積み木を目の前に入れ、「同じにして」と言います。


すぐにお子さんの手をとって、赤い四角の積み木を持たせ、机の赤い四角の積み木の隣のおきます。置けたら、「上手に置けたね」と褒め、ご褒美をあげましょう。


これを何度も繰り返し徐々にプロンプトを減らしていきましょう。



これを繰り返すことにより、人の物に注目し指示を聞き、物に注目し分類し、行動に移す、という能力が身についていきます。なんども繰り返し練習しましょう。





一つの課題に集中して取り組めることがDTTの最大の利点 マストライアル


DTTの良いところは、短い時間でなんども繰り返し同じ課題に取り組めることです。


初めての課題は誰にとっても難しいもの。なんども繰り返すことでうまくできるようになっていきます。


このようになんども繰り返して同じ課題に取り組むことをマストライアル、と言います。マストライアルを行うことにより新しい課題を効率的に学ぶことが出来るのです。



​データを取ってお子さんの成長を確認しよう。


DTTではそのお子さんがどこまで出来たかのデータをとります。


その達成度に合わせてスモールステップで細かく設定された課題を選びますので「今このお子さんはこのレベルにあるからこの課題をする」という適切な課題設定が出来ます。


またデータを見ることによりお子さんの成長を客観的に理解することができ、お母さんんだけでなく、お父さんも、セラピストさんも、手伝いにきてくれている人も、みんなが一貫してその課題に取り組めるようになります。


何度も繰り返して、様々な人から教えてもらうことによりお子さんの習得も早くなります。




セラピールームで出来るようになったら日常生活でもチャレンジしよう 般化


静かでおもちゃなど気が散るものがない部屋で出来るようになったら、日常生活の様々な状況において実際にやってみましょう。これを般化、と言います。


課題1の目合わせであれば、セラピールームだけでなく、ご飯を食べている時に名前を読んで練習し、最終的には保育園等で先生に名前を呼ばれた時に振り返られることを目指します。

課題2の模倣であれば、ちょっと年上のお兄ちゃんが遊びにきた時に、お兄ちゃんはおやつを食べる前に手を洗っているよ、一緒に洗ってきてごらん、と練習し、最終的には保育園等で同級生と同じ行動をできるようになることを目指します。

課題3のマッチングであれば、自分のシールが貼ってあるハンガーにコートやカバンをかけたり、適切にお片付けしたりができるようになることが目標です。


このように般化のプロセスまでを考えてのDTTですが、静かで落ち着いた環境で、集中して1つの課題に取り組むDTTは新たなスキルを学ぶ上で非常に有用です。


兄弟がいたり、家事や仕事で忙しかったり、なかなか時間が取れないとは思いますが、1日30分でもお子さんと向かい合う時間を作れば、大きく成長するきっかけとなるでしょう。


ABAの理論を学び、DTTを実践しよう


ABAスクールTogetherでは行動の原理とABAの理論を解説し、実際にDTTでどんな課題をすればいいか、スモールステップに分けて解説しています。


ぜひ私たちのサイトで学び、実践してみてください。

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