強化とは行動の後に起こる嬉しい出来事により、行動が増えることです。
宿題を頑張ったら先生に褒められた。
痛み止めを飲んだら頭痛が治った。
このように行動の結果良いことあった/嫌なことがなくなったら、将来的にその行動が増加すると考えられます。
強化には
1)正の強化=結果に良いことがあったから行動が増える
2)負の強化=結果に嫌なことがなくなったから行動が増える
の2種類があります。
正の強化
正の強化とは、 行動の後に良いことがあり将来的に行動が増加することです。
例えば、宿題に頑張って取り組んだら先生に褒められた、という経験をしたとします。
宿題に頑張って取り組むことが行動で、褒められた、ということが結果です。褒められるというのは嬉しいことなので今後宿題に頑張って取り組むという行動は増えると考えられます=強化。
負の強化
負の強化とは、 行動の後に嫌なことが無くなることで将来的に行動が増加することです。
例えば、頭痛がしたので痛み止めを飲んだら頭痛が治った、という経験をしたとします。
痛み止めを飲む、ということが行動で、頭痛がなくなった、ということが結果です。頭痛がなくなったというのは嬉しいことなので今後頭痛がした時に痛み止めを飲むという行動は増えると考えられます=強化。
まとめ
行動を増やす強化について解説しました。
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参考文献
応用行動分析学 – 2013/5/30ジョン・O・クーパー (著), ティモシー・E・ヘロン (著), ウイリアム・L・ヒューワード (著), 中野 良顯 (翻訳)
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