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感情のままに叱ってしまうのはなぜ?親自身の行動を変えるABA

  • 執筆者の写真: ABAスクールTogether
    ABAスクールTogether
  • 2月12日
  • 読了時間: 4分

更新日:2月13日

「叱りたくないのに、つい感情的に怒ってしまう」

「後で後悔するのに、同じことを繰り返してしまう」


子育てをしていると、こんな悩みを抱える親御さんはとても多いです。


ABA(応用行動分析)の視点で見ると、 “叱る”という行動にも 理由(機能) があり、 その仕組みを理解しないと抜け出すのが難しいだけなのです。


今日は、

  • なぜ感情的に叱る行動が続いてしまうのか

  • どうすればそのサイクルから抜け出せるのか

を、解説します。


なぜ感情のままに叱ってしまうのか(ABAの視点)


ABAでは、どんな行動にも 機能(Function) があると考えます。 つまり、行動には「その人にとってのメリット」があるから続くのです。


感情的に叱る行動にも、実は次のような“メリット”が働いています。



負の強化


子どもが泣く、反抗する、動かない。 親は疲れていて余裕がない。

その瞬間、感情的に叱ると…


  • 子どもが一瞬静かになる

  • いうことを聞く


この「子供の泣く、反抗する」というストレスに感じる状況を叱ることで取り除くことができている、つまり、親にとっての 負の強化(嫌な状況が取り除かれることで叱る行動が増える) になります。


つまり、

感情的に叱る → ストレスが減る → 行動が強化される

というサイクルが起きているのです。


感情的に叱る行動が続くのは、 行動のメカニズムが関わっています。

だからこそ、 仕組みを変えれば行動は変わる のです。



感情のままに叱るサイクルから抜け出すヒント


ここでは、一般的な行動の仕組みに基づく考え方を紹介します。 具体的な家庭の状況に合わせた判断は、信頼できる支援者と一緒に考えることが大切です。




① 感情的に叱る代わりにできる“別の行動”を決めておく


叱りそうになった瞬間にできる行動を、あらかじめ用意しておきます。


例:

  • 深呼吸を3回する

  • 10秒だけその場を離れる

  • 「今は無理」と短く伝える

  • 手を後ろで組む

  • 子どもに背を向ける


叱るより簡単で、すぐできる行動が良いです。



② 感情的に叱りたくなる“前兆(トリガー)”を減らす


叱りたくなる場面にはパターンがあります。


  • 子どもが言うことを聞かない

  • 時間がない

  • 親が疲れている

  • 兄弟げんか

  • イヤイヤ期の爆発


こうした状況を少し調整するだけで、叱りたくなる頻度が下がることがあります。


例:

  • 朝の準備を前日に半分済ませる

  • 子どもに選択肢を与える

  • タイマーを使う

  • 兄弟を物理的に離す

  • 親が休める時間を確保する


③ 親自身が“できた”と感じられる仕組みを作る


感情的に叱らずに対応できたとき、 親自身が「できた」と感じられると、その行動が続きやすくなります。


例:

  • 対応できたらカレンダーに○をつける

  • パートナーに報告して褒めてもらう

  • 自分に小さなご褒美を用意する


④ 子どもの行動は“弱化”ではなく“強化”で変える


感情的に叱る代わりに、 望ましい行動を強化するほうが圧倒的に効果的です。


例:

  • 静かに待てたらすぐ褒める

  • 片付けの最初の1個だけ手伝って強化

  • イヤイヤの前に選択肢を提示


強化のほうが、親も子どももストレスが少ないのです。


⑤ 感情的になったら“その場を離れてもいい”


これは逃げではなく、 安全を守るためのスキル です。


  • トイレに行く

  • 水を飲む

  • 深呼吸する

  • 10秒だけ背を向ける


こうした行動は、感情的に叱るよりずっと安全で建設的です。



最後に:感情のままに叱ってしまうのは行動のメカニズムが関わっている


ABAの視点では、 感情的に叱る行動が続くのは “強化の仕組みが働いているから”


だからこそ、 仕組みを変えれば、行動は必ず変わる。


そして、 「やめたい」と思っている時点で、すでに大きな一歩を踏み出しています。



✨ABAスクールTogetherでは、初学者から経験者まで、体系的にABAを学べます✨


▶︎ABA初学者で支援員・教師・保護者など児童に直接接する方


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皆様のご受講お待ちしております。


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