発達障害の「早期発見」と「早期支援」
- ABAスクールTogether

- 2 日前
- 読了時間: 4分
お子さんの発達について、
「ちょっと気になるな…」
「他の子と違うように見えるけれど、どうしたらいいんだろう」
そんな不安を抱える親御さんは少なくありません。
実は、発達が気になるサインに早めに気づき、必要なサポートにつながることは、 お子さんの成長にとても大きなプラスになります。
この記事では、日本で行われている早期発見の仕組みや、早期支援がどのように役立つのかを、発達が気になるお子さんをお持ちの親御さん向けにわかりやすくお伝えします。
1歳半健診は「気づきの第一歩」
日本では、乳幼児健診が発達の気づきにとても大切な役割を果たしています。 特に 1歳半健診 は、世界的にも注目されている「自閉スペクトラム症(ASD)の早期スクリーニング」の場です。
M-CHAT(日本語版)ってなに?
M-CHAT とは1歳半健診で使われることが多い質問票で、
ASD の早期サインをチェックする
世界中で使われている信頼性の高いツール
日本語版も広く活用されている
という特徴があります。
M-CHATは研究でも効果が確認されています
約1,800名を対象にした研究では、 M-CHAT を使うことで、発達の遅れがある子だけでなく、知的発達に遅れのない ASD の子も見つけられる ことが示されています。
つまり、 「気づきにくいタイプの発達特性」も早めにキャッチできる ということです。
早期支援は「急ぐこと」ではなく「早めに寄り添うこと」
「診断がついていないのに相談していいのかな…」
「まだ小さいから様子を見たほうがいいのかな…」
そんなふうに迷う親御さんは多いですが、 実は 診断の有無に関係なく、困りごとがあれば支援は始められます。
早期支援がもたらすメリット
コミュニケーションの土台が育ちやすい
行動が安定しやすくなる
二次的な困りごと(不安・かんしゃくなど)の予防
家庭での関わり方が整う
親御さんの不安が軽くなる
未就学期は脳の発達がとても柔軟な時期。 この時期に適切なサポートが入ることで、 お子さんの「できること」が大きく広がります。
気になったら病院受診を検討
相談先としてまず第一の候補になるは児童精神科など発達外来です。
ただし初診までの待ち時間が長い場合もあります。
病院受診=診断という訳ではなく、困り事を相談に乗ってもらえます。そして診断が付かなくても必要に応じて支援に繋げてもらえます。
診断がなくても行政に相談できます
多くの自治体では、診断がつく前から利用できる支援があります。
代表的なサポート
保健師さんや心理士さんとの相談
親子教室
発達相談
保護者向けの支援プログラム
ペアレント・トレーニング
「気になることがある」 その気持ちだけで相談して大丈夫です。
親御さんの不安に寄り添う支援が大切
発達が気になるお子さんを育てる親御さんは、 不安や孤独を抱えやすいと言われています。
どう関わればいいかわからない
他の子と比べて落ち込んでしまう
周囲に相談しづらい
将来が心配
こうした気持ちは、とても自然なものです。
支援者は、 「正しさ」よりも「寄り添う姿勢」 を大切にしながら、 親御さんと一緒にお子さんの成長を支えていきます。
ABA 発達支援では「家庭でできる工夫」も大切にします
ABA(応用行動分析)を基盤とした支援では、 お子さんの行動の背景を理解し、家庭でできる工夫を一緒に考えます。
例
ほめるタイミングを工夫する
予測しやすいスケジュールにする
感覚刺激を調整する
選択肢を増やす
行動をわかりやすく伝える
小さな工夫でも、お子さんの安心や成長につながります。
具体的な関わり方は、ペアレントトレーニングなどで学ぶことができます。
まとめ:早期支援は「お子さんの未来を広げるサポート」
1歳半健診は発達の気づきの大切な機会
M-CHAT は世界的に信頼されているスクリーニングツール
発達が気になったら病院受診(児童精神科など)
診断がなくても、困りごとがあれば支援は始められる
自治体には相談窓口や親子教室などの支援がある
親御さんの不安に寄り添うことが、支援の第一歩
早期支援は、お子さんの可能性を大きく広げる
「気になることがある」 その気持ちを大切にして、どうか一人で抱え込まないでください。 支援はいつでも、あなたとお子さんの味方です。






コメント