AAC(拡大・代替コミュニケーション,Augmentative and Alternative Communication)
- Together合同会社

- 5 日前
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コミュニケーションと聞くと、多くの人が「話すこと」を思い浮かべます。 しかし、話すことが難しい人や、聞くことに困難がある人にとっては、別の方法で思いを伝える手段が必要になります。
そこで活躍するのが AAC(Augmentative and Alternative Communication/拡大・代替コミュニケーション) です。
AAC は誰のためのもの?
研究によると、200万人以上の言語障害のある人が AAC を使用している と言われています(Beukelman & Mirenda, 2013)。
そしてとても大切なポイントがもうひとつ。
AAC を始めるのに、年齢・認知能力・言語能力・運動能力の制限はありません。
つまり、
小さな子どもでも
高齢の方でも
手先の動きに制限がある人でも
言葉の理解がゆっくりな人でも
誰でも AAC を使い始めることができます。
AAC には2つのタイプがあります
AAC は大きく 「補助(Aided)」 と 「非補助(Unaided)」 の2つに分けられます。
補助(Aided)AAC:道具を使うタイプ
外部のツールを使ってコミュニケーションを行います。
例:
絵カード(PECS®など)
写真
コミュニケーションブック
書字
タブレットや電子デバイス(VOCA など)
道具を使うことで、言葉が出にくい人でも自分の気持ちや要求を伝えやすくなります。
非補助(Unaided)AAC:身体だけで伝えるタイプ
道具を使わず、自分の身体だけでコミュニケーションします。
例:
表情
視線
ジェスチャー
手話
多くの人が自然に使っている方法でもあり、すぐに始められるのが特徴です。
AAC は“話す力を奪う”ものではありません
AAC についてよくある誤解のひとつが、 「AAC を使うと話せなくなるのでは?」という心配です。
しかし研究では、 AAC は話す力の発達を妨げるどころか、むしろ促進することが多い と示されています。
AAC は「話す代わり」ではなく、 “伝える手段を増やす”ためのサポート なのです。
まとめ:AAC は誰にとっても使えるコミュニケーションの味方
AAC は、話すことが難しい人のためだけの特別なツールではありません。 誰もが使える、そして誰にとっても役に立つコミュニケーションの方法です。
道具を使う方法(補助 AAC)
身体だけで伝える方法(非補助 AAC)
どちらも、相手の思いをより正確に、より安心して伝えるための大切な手段です。
支援者や家族が AAC を理解し、日常の中で自然に取り入れていくことで、 その人の「伝えたい」がもっと届きやすくなります。







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