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発達障害の「早期発見」と「早期支援」
お子さんの発達について、 「ちょっと気になるな…」 「他の子と違うように見えるけれど、どうしたらいいんだろう」 そんな不安を抱える親御さんは少なくありません。 実は、発達が気になるサインに早めに気づき、必要なサポートにつながることは、 お子さんの成長にとても大きなプラス になります。 この記事では、日本で行われている早期発見の仕組みや、早期支援がどのように役立つのかを、発達が気になるお子さんをお持ちの親御さん向けにわかりやすくお伝えします。 1歳半健診は「気づきの第一歩」 日本では、乳幼児健診が発達の気づきにとても大切な役割を果たしています。 特に 1歳半健診 は、世界的にも注目されている「自閉スペクトラム症(ASD)の早期スクリーニング」の場です。 M-CHAT(日本語版)ってなに? M-CHAT(日本語版)のリンクはこちら M-CHAT とは1歳半健診で使われることが多い質問票で、 ASD の早期サインをチェックする 世界中で使われている信頼性の高いツール 日本語版も広く活用されている という特徴があります。 M-CHATは研究でも効

ABAスクールTogether
2 日前読了時間: 4分


発達障害の家族支援 ペアレントトレーニング
発達障害のある子どもを育てる保護者は、日々さまざまな不安や悩みに直面します。 「どう関わればいいのかわからない」 「育て方が悪いのではと責めてしまう」 「周囲に理解されず孤独を感じる」 こうした声は決して珍しくありません。 だからこそ、発達支援では 子どもへの支援と同じくらい、家族への支援が重要 です。 厚生労働省が2020年に公開した 「 ペアレント・トレーニング実践ガイドブック 」 は、まさにこの家族支援の重要性を明確に示した資料です。 この記事では、このガイドブックの考え方を軸に、 発達障害の家族支援についてわかりやすく解説します。 なぜ家族支援が必要なのか ガイドブックでは、保護者が抱えやすい課題として次のような点が挙げられています。 子どもの行動の理由がわからず戸惑う 育てにくさを一人で抱え込みやすい 周囲の理解不足による孤立 将来への不安 子育てに自信を失いやすい こうした状況は、保護者の心身の負担を大きくし、 結果として子どもへの関わりにも影響が出ることがあります。 だからこそ、支援者は 保護者の気持ちに寄り添い、安心して相

ABAスクールTogether
2 日前読了時間: 4分


日本の発達障害支援を支える法律と国際的な枠組み
発達支援の現場にいると、 「この支援はどの法律に基づいているの?」 「制度の全体像が知りたい」 と感じることが増えてきます。 日本の発達障害支援は、ひとつの法律だけで成り立っているわけではありません。 複数の法律と国際的な枠組みが連携しながら、子どもから大人までの支援を支えている のが特徴です。 この記事では、発達支援に関わる人なら知っておきたい主要な法律・ガイドラインを、わかりやすく整理して紹介します。 国際的な枠組み こどもの権利条約(1989年採択/1994年日本批准) 国連が採択した、子どもの権利を守るための国際条約です。 発達支援に関わる重要ポイント 子どもの最善の利益を最優先にする 障害のある子どもの権利を保障 教育・医療・福祉へのアクセスを確保 差別の禁止 日本の発達支援の理念の“土台”となる国際基準です。 日本の法律・制度 発達障害者支援法(2005年施行) 日本の発達障害支援の“基本法”。 内容 発達障害の定義(ASD、ADHD、LD など) 本人・家族への支援は国と自治体の責務 乳幼児期から成人期までの切れ目ない支援 医療・教

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3 日前読了時間: 5分


DSM-5-TR™ における「発達障害(神経発達症)」
発達支援に関わっていると、「DSM-5-TR™」という言葉を耳にすることが増えてきました。 これはアメリカ精神医学会(APA)が発行する、精神疾患の国際的な診断基準です。 その中で「発達障害」は “神経発達症(Neurodevelopmental Disorders)” というカテゴリーとして整理されています。 「障害(disorder)」という語を外し、個人の特性としての症状・行動傾向を示すために「神経発達症(Neurodevelopmental Disorders)」という用語が使用されているのです。 ただし日本では「発達障害」という言葉が広く浸透しているため、実務や説明では従来通り「発達障害」を使うことも多です。 神経発達症とはどんなもの? DSM-5-TR™ では、神経発達症を次のように説明しています。 発達期(多くは就学前)に現れる特性の集まり 個人・社会・学業・職業など、 生活のさまざまな領域に影響する発達上の欠如(deficits) を特徴とする 症状は幅広く、 複数の特性が重なって現れることが多い つまり、「発達障害」という

ABAスクールTogether
3 日前読了時間: 5分


標的行動の優先順位
支援を始めるとき、多くの保護者や先生が感じる疑問があります。 「たくさん課題があるけれど、どれから取り組めばいいの?」 「本当にその目標は子どもにとって大事なの?」 ABAでは、行動目標を選ぶときに“ 社会的に重要であること ”をとても大切にします。 この記事ではABAでどのように優先順位を考えているのかを、説明します。 社会的に重要な行動とは? ABAの「Applied(応用)」の考え方では、 “その行動が、本人の生活に本当に役立つかどうか” が最も大切な基準になります。 ✔ 社会的に重要な行動のポイント 自然な生活場面で強化される行動か? 例:挨拶ができる → 周囲から好意的に返してもらえる より大きなスキルの土台になるか? 例:音の弁別 → 読みの習得につながる 新しい環境への参加を広げるか? 例:順番を待てる → 友達と遊びやすくなる 年齢相応の行動か? 周囲の人がよりポジティブに関わりやすくなるか? 安全に関わる行動か? 使用頻度が高い行動か? ピボタル行動(Pivotal Behavior) ピボタル行動とは

ABAスクールTogether
2月11日読了時間: 3分


刺激選好査定 Preference Assessment
ABA(応用行動分析)では、子どもが「やりたい」「続けたい」と思えるような 強化子 を見つけることがとても重要です。 そのために行うのが 刺激選好査定(Preference Assessment)です。 刺激選好査定は、 子どもがどんな物・活動を好むのか どれくらい好きなのか(優先順位) 強化子として機能しそうか を体系的に調べる方法です。 この記事では、刺激選好査定の代表的な6つの方法を、メリット・デメリットとともにわかりやすく紹介します。 1. 間接査定(Indirect Assessment) インタビュー、チェックリスト、質問紙、アンケートなどを使って、保護者や教師から情報を集める メリット とても簡単 時間がかからない 好きそうなものの候補を絞れる デメリット 主観的になりやすい 実際の好みとズレることがある 言語能力が必要な場合も こんな時に便利 まずは「候補」を集めたいとき。 2. フリーオペラント(Free Operant) 環境にあるものを自由に選ばせる 方法: 子どもを自由に遊ばせ、どのアイテムをどれくらい触るかを

ABAスクールTogether
2月10日読了時間: 5分


適応行動アセスメント Vineland II / Vineland III
子どもの支援計画を立てるとき、行動観察やスキル評価だけでなく、 標準化されたアセスメント(standardised assessments) が役立つ場面があります。 特に、行政・医療・教育・福祉などの支援制度では、 「スコアの変化」 が必要とされることも多く、標準化アセスメントの理解は欠かせません。 この記事では、 標準化アセスメントとは何か スコアの読み方 ABAに関係の深い「適応行動」の評価 代表的なツール(Vineland-3 / ABAS-3) をわかりやすく紹介します。 1. 標準化アセスメントとは? 標準化アセスメントとは、 どの受検者にも同じ手順・同じ質問で実施される 大規模な集団データをもとに比較できる(=規準化されている) という特徴があります。 標準化アセスメントには、 直接評価(direct) :行動を実際に引き出して評価 間接評価(indirect) :インタビューや質問紙で評価 の両方があります。 2. なぜABAにとって重要なのか ABAは通常、個別の行動変容に焦点を当てます。 しかし、行政や医療、支援機関は 「

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2月10日読了時間: 6分


カリキュラムベースドアセスメント(Curriculum‑Based Assessment) VB-MAPP / ABLLS-R / AFLS / PEAK / EFL
発達支援やABAの現場では、子どものスキルを正確に理解することがとても大切です。 その中でも、近年特に注目されているのが カリキュラムベースドアセスメント(Curriculum‑Based Assessment) です。 CBA は、名前の通り 実際のカリキュラム(学習内容・生活スキル)に基づいてスキルを評価する方法 。 つまり、テストのためのテストではなく、 “今まさに必要としているスキル”がどれくらいできているか を直接確認する評価です。 VB-MAPP / ABLLS-R / AFLS / PEAK / EFLなどが カリキュラムベースドアセスメント にあたります。 カリキュラムベースドアセスメントの特徴 評価するスキルが、知りたいスキルそのもの カリキュラムベースドアセスメントでは、 評価項目が 実際に知りたいスキルと一致 しています。 たとえば: 「靴を履くスキルを知りたい」→ 靴を履く手順をそのまま評価 「数の理解を知りたい」→ 実際の授業課題で数を扱う様子を観察 「コミュニケーションの力を知りたい」→ 日常場面での要求・応答を確

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2月10日読了時間: 9分


内的妥当性を脅かす要因
ABA(応用行動分析)では、介入が本当に効果をもたらしたのかを判断するために、 「内的妥当性(Internal Validity)」 がとても重要になります。 しかし、現場ではさまざまな理由で内的妥当性が揺らいでしまうことがあります。 この記事では、研究や支援の質を下げてしまう 7つの代表的な脅威 を、わかりやすく紹介します。 1. Observer Drift(観察者のドリフト) 観察者が、 気づかないうちに測定の基準を変えてしまうこと 。 ● 例 最初は厳密にカウントしていたのに、時間が経つにつれて判断がゆるくなる。 ● なぜ問題? データの一貫性が失われ、介入の効果を正しく判断できなくなる。 2. Reactivity(反応性) クライアントが、 観察されていることを意識して行動を変えてしまうこと 。 ● 例 観察者が近くにいるときだけ良い行動をする。 ● なぜ問題? 本来の行動ではなく、「見られているときの行動」が記録されてしまう。 3. Observer Bias / Expectations(観察者バイアス・期待) 観察者の「こう

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2月9日読了時間: 5分


内的妥当性・外的妥当性・社会的妥当性
ABA(応用行動分析)では、介入が本当に効果をもたらしたのかを判断するために、研究の「妥当性」という考え方がとても重要になります。 この記事では、行動分析の基礎である Internal Validity(内的妥当性) External Validity(外的妥当性) Social Validity(社会的妥当性) を、解説します。 1. Internal Validity(内的妥当性)とは? 内的妥当性とは、 行動の変化(従属変数)が、介入(独立変数)によって起きたとどれだけ確信できるか を示す指標です。 内的妥当性が高いほど、 実験的統制が強く 介入と行動変化の関係が明確 になります。 ● 例 リサの勝手に発言する行動が減り、手を挙げる行動が増えた。 その間、他の介入や環境変化は一切なし。 → この場合、トークンシステムが行動変化の原因だと強く言える。 Extraneous Variables(外的変数) 外的変数とは、 実験中に一定に保つべき環境要因 のことです。 ● 例 明るさ 部屋の環境 温度 また、予期せず起きた Confo

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2月9日読了時間: 5分


従属変数(Dependent Variable)と独立変数(Independent Variable)
ABA(応用行動分析)では、行動の変化を科学的に理解するために「実験デザイン」を使います。 その中心となるのが Dependent Variable(従属変数) と Independent Variable(独立変数) という2つの変数です。 名前だけ聞くと難しそうですが、実は支援の現場でも日常的に使っている、とても身近な考え方です。 この記事では、この2つの違いをやさしく解説します。 ■ Dependent Variable(従属変数) 変化させたいターゲット行動 Dependent Variable(以下、従属変数)とは、 介入によって変化させたい行動そのもの のことです。 ABAでは、社会的に重要で、客観的に測定できる行動を従属変数として扱います。 ● 従属変数のポイント 介入(Independent Variable)の影響を受けるかどうかを調べる対象 測定できる行動であること グラフでは Y軸(縦軸) に表示される ● 具体例 叩く行動の回数(Rate) 癇癪の持続時間(Duration) 完了した課題の枚数(Count)...

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2月9日読了時間: 5分


測定 ビジュアル分析 レベル・トレンド・バリアビリティ
ビジュアル分析(Visual Analysis) 治療の効果は、グラフ上で視覚的に確認できる必要があります。 私たちは、治療のさまざまな条件やフェーズにおいて、データポイントがどのように変化しているかを分析します。 グラフを見るときは、主に レベル(Level)・トレンド(Trend)・バリアビリティ(Variability) の3つに注目します。 1. レベル(Level)とは? レベルとは、 そのフェーズのデータの平均値を示す水平線 のことです。 この線を見ることで、行動が「高い状態なのか」「低い状態なのか」がひと目でわかります。 ● レベルでわかること 行動がどのくらいの高さで安定しているか フェーズ間で行動が変化したか 介入の効果が出ているかどうか ● 例 ベースラインでは癇癪が高いレベルで続いていたのに、 介入フェーズに入るとレベルがぐっと下がる—— これは「介入が効果を出している」サインです。 平均値(Mean)と中央値(Median) レベルを理解するうえで欠かせないのが、この2つ。 ● 平均値(Mean) すべてのデータを足して、

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2月9日読了時間: 5分


測定 グラフ
行動分析では、データを「集める」だけでなく、「伝える・分析する」こともとても大切です。 そのときに役立つのが グラフ 。 視覚的に変化がわかるので、保護者や支援者、チームメンバーと共通理解をつくる強力なツールになります。 この記事では、ABAでよく使われる5つのグラフを、できるだけやさしく・実践的に紹介します。 ✦ 1. ライングラフ(Equal-Interval Line Graph) どんなグラフ? もっとも一般的に使われるグラフで、 行動が時間とともにどう変化したか を示すのに最適です。 わかること レベル(高い/低い) トレンド(上昇/下降) ばらつき(安定/不安定) 介入の効果(フェーズ変更で比較できる) どんな場面で使う? 課題の正答率の変化 問題行動の頻度の推移 介入前後の比較 「行動の変化を一番わかりやすく伝えたい」 そんなときは、まずライングラフを選べば間違いありません。 ✦ 2. バーグラフ(Bar Graph) どんなグラフ? 棒の高さで値を比較するグラフ。 時間の流れは扱わず、項目同士の比較 に向いています。 わかるこ

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2月9日読了時間: 5分


測定 IOA(観察者間一致率)
ABA では、行動を測定し、そのデータをもとに支援の効果を判断します。 しかし、もし観察者によってデータがバラバラだったら、正しい判断はできません。 そこで重要になるのが IOA(Interobserver Agreement:観察者間一致率) です。 IOA(観察者間一致率)とは? 複数の観察者が同じ行動を見たとき、どれだけ同じデータを記録できたかを示す指標。 IOA が高いほど、 行動の定義が明確 測定方法が安定 データの信頼性が高い ということがわかります。 なぜ IOA が必要なの? ● 1. データの信頼性を保証するため 観察者が変わっても同じデータが取れる=信頼できるデータ。 ● 2. 行動の定義が適切か確認できる IOA が低いときは、定義が曖昧な可能性が高い。 ● 3. 介入の効果を正しく判断できる データが安定していないと、支援の効果を誤って判断してしまう。 IOA の種類 1. 回数(Repeatability)を扱う IOA ● ① Total Count IOA 全体の回数がどれだけ一致しているか。 もっともシンプル た

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2月8日読了時間: 5分


測定 妥当性(Validity)・正確性(Accuracy)・信頼性(Reliability)
ABA では、行動を理解し、支援の効果を判断するために データ を取ります。 しかし、どれだけ丁寧に記録しても、データそのものの「質」が低ければ、正しい判断ができません。 そこで重要になるのが、 妥当性(Validity)・正確性(Accuracy)・信頼性(Reliability) という3つの指標です。 この記事では、それぞれの意味と、現場でどう意識すればよいかをわかりやすく解説します。 1. 妥当性(Validity) “そもそも正しいものを測れているか?” 妥当性は、データの質を決める 最重要ポイント です。 どれだけ正確に記録しても、測っている内容がズレていたら意味がありません。 ● 妥当性が高いとは? 測っているデータが、 本当に知りたい行動を反映している 適切な場面・条件 で測定されている ● 妥当性が低い例 朝のかんしゃくを知りたいのに、午後にデータを取って「ゼロでした」 体重を減らしたいのに、ジムに行った時間だけを記録している → どちらも“知りたいこと”を測れていない ● 現場でのポイント 「このデータは、本当に知

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2月8日読了時間: 5分


測定 間欠測定(Discontinuous Measurement)
行動の“すべて”を記録するのではなく、 一定の間隔やタイミングで行動の有無をチェックします。 ● 間欠測定で使われる主な方法 部分区間記録(Partial Interval Recording) → 区間のどこかで行動が起きたら「あり」 全区間記録(Whole Interval Recording) → 区間の“全て”でずっと行動が続いていたら「あり」 瞬間サンプリング(Momentary Time Sampling) → 区間の終わりの瞬間に行動があれば「あり」 ① 部分区間記録(Partial Interval Recording) 区間のどこかで行動が起きたら「あり」 ● どんな行動に向いている? 減らしたい行動 高頻度で起きる行動 短い行動が何度も起きる場合 ● なぜ? 部分区間記録は、行動を 過大評価しやすい(実際より多く見える)ため、 「減らしたい行動の変化を敏感にキャッチできる」メリットがあります。 ● 例 立ち歩き 叫び声 つぶやき かんしゃくの細かい行動 ② 全区間記録(Whole Interval Recor

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2月8日読了時間: 5分


測定 連続測定(Continuous Measurement)
ABA では、行動を理解し、支援の効果を確かめるために データの測定 が欠かせません。 しかし、行動にはいろいろな側面があり、目的に応じて測定方法を使い分ける必要があります。 この記事では、行動の生起を測るための主要な指標を、日常例とともにわかりやすく紹介します。 1. Count(カウント/頻度) 行動が何回起きたかを数える方法。 もっともシンプルで、ABA でよく使われる測定です。 ● 例 授業中に手を挙げた回数 友だちに話しかけた回数 立ち歩きの回数 ● こんなときに使う 行動に明確な開始と終了がある 回数を知りたいとき 2. Rate(レート/単位時間あたりの頻度) 一定時間あたりの行動回数(Count ÷ 時間)。 行動の多さを公平に比較したいときに便利です。 ● 例 5分間に10回手を挙げた → 2回/分 1時間に3回叩いた → 3回/時 ● こんなときに使う 観察時間が毎回違う 行動の“密度”を知りたい 自由反応(Free Operant)の行動 3. Celeration(加速度) レートが時間とともにどう変化しているか(Ra

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2月8日読了時間: 5分


測定:直接測定・間接測定・成果物測定
ABA では、行動を理解し、支援の効果を確かめるために データの測定 が欠かせません。 しかし、測定方法にはいくつか種類があり、それぞれ特徴や使いどころが異なります。 この記事では、 直接測定(Direct Measure) 間接測定(Indirect Measure) 生成物測定(Product Measure) の3つを、日常例とともにわかりやすく紹介します。 1. 直接測定(Direct Measure) 行動が起きている“その瞬間”を観察して記録する方法。 もっとも正確で信頼性が高い測定方法です。 ● 特徴 行動をリアルタイムで観察 推測が不要で、データの質が高い ABA で最も推奨される方法 ● 例 授業中に手を挙げた回数をその場で数える 課題に取り組んでいる時間(持続時間)を測る 友だちに話しかけた頻度を観察して記録する ● こんなときに使う 行動が観察しやすい セッション中に行動が起きる 正確なデータが必要 2. 間接測定(Indirect Measure) 行動が起きた“あとで”、人の記憶や主観をもとに情報を集める方法。 直接

ABAスクールTogether
2月8日読了時間: 5分


行動の操作的定義(Operational Definition)
ABA では、行動を支援したりデータを取ったりするときに、 「その行動をどう定義するか」 がとても重要になります。 なぜなら、 大人によって見方が違う あいまいな表現だとデータがバラバラになる 支援の一貫性が保てない といった問題が起きやすいからです。 そこで必要なのが 操作的定義(Operational Definition) です。 操作的定義とは? 操作的定義とは誰が見ても同じように観察・測定できるように、行動を具体的に記述したもの。 「わかりやすい説明」ではなく、 “観察可能・測定可能・再現可能” がポイントです。 良い操作的定義の3つの特徴 ① 客観的(Objective) 観察できる行動だけを書く 主観的な言葉(怒っている・やる気がない・落ち着かない)は使わない ② 明確(Clear) 読んだ人がすぐ理解できる あいまいな表現を避ける 誰が読んでも同じ行動を指すように書く ③ 完全(Complete) どこから始まり、どこで終わるか(onset/offset)を書く 例(examples)と非例(non-examples)を含める..

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2月8日読了時間: 5分


行動トラップ(Behavior Trap)
子どもの困った行動に対して、 「とりあえず今は静かにしてほしい」 「この場を早く収めたい」 という気持ちで対応してしまうこと、ありますよね。 実はその対応が、 長期的にはその困った行動を増やしてしまう という現象があります。 ABA ではこれを 行動トラップ(Behavior Trap) と呼びます。 行動トラップとは? 行動トラップとは 、短期的には行動が止まるけれど、長期的にはその行動を強化してしまう対応のこと。 つまり、 「今は楽になるけど、あとで大変になる」 という状態です。 買い物中の“お菓子ほしい!”ケース ● ある日のスーパーで… 子ども(Aくん) お菓子売り場で「これ買って!」と言う。 親が断ると、Aくんは大きな声で泣き始める。 親 周りの目が気になり、 「もう…わかったから泣かないで」と言ってお菓子を渡す。 ● AくんのABC 先行条件(A) 行動(B) 結果(C) お菓子がほしい 泣く・叫ぶ 親が買ってくれる → 泣くことで欲しいものが手に入った → Aくんにとって泣く行動が強化される ● 親のABC 先行条件(

Together合同会社
2月8日読了時間: 5分
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