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言語行動(Verbal Behavior)
ABA では、言語を「音声」だけでなく、 指差し・ジェスチャー・サイン・文字・表情 など、広い意味での“コミュニケーション行動”として捉えます。 そして、言語行動を理解するうえで重要なのが、 言語オペラント(Verbal Operants) という考え方です。 この記事では、言語行動の基本から、6つの主要オペラント(mand, tact, duplic, codic, intraverbal, listener responding)まで、わかりやすく解説します。 言語行動とは? ABA では、言語行動を 「他者の行動によって強化される行動」 と定義します。 つまり、 話す人(speaker)は、言語行動を出して強化を得る 聞く人(listener)は、反応したり強化を与えたりする この speaker と listener の役割の交互作用 が、言語行動の本質です。 6つの主要言語オペラント ここからは、ABA で最もよく使われる6つの言語オペラントを、例とともに紹介します。 ① Mand(マンド) 欲しいもの・必要なものを要求する言語行

ABAスクールTogether
2月8日読了時間: 5分


ルール支配行動と随伴性形成行動
子どもや学習者の行動を理解するとき、 「その行動は、言葉のルールで動いているのか?」 「それとも、実際の経験から学んだ結果なのか?」 という視点はとても重要です。 ABA ではこれを、 ルール支配行動(Rule-Governed Behavior) 随伴性形成行動(Contingency-Shaped Behavior) と呼びます。 どちらも学習に欠かせないプロセスであり、支援の仕方にも大きく関わります。 ルール支配行動(Rule-Governed Behavior)とは? 言葉で説明されたルールに従って行動すること。 実際に経験していなくても、言語的な指示や警告によって行動が変わります。 ● 特徴 ルール(言葉)によって行動がコントロールされる 結果を経験していなくても行動が変わる 危険回避や社会的ルールの学習に役立つ すぐに学習できる ● 例 「家の中ではボール遊びしないよ」と言われたからやらない 「熱いから手袋を使ってね」と言われて、実際に火傷したことがなくても手袋を使う 「高電圧注意」の看板を見て近づかない 道路

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2月8日読了時間: 5分


動機づけ操作(Motivating Operation:MO)
ABA を学ぶと必ず出てくる概念のひとつが 動機づけ操作(Motivating Operation:MO) 。 行動が起きる背景には「どんな刺激があるか」だけでなく、 その瞬間に本人がどれだけその結果を欲しているか が大きく関わります。 この記事では、MO の基本から、2つのタイプ(EO と AO)、そして支援場面での活用まで、やさしく解説します。 動機づけ操作(MO)とは? MO は、 ある結果(強化子)の価値を一時的に上げたり下げたりし、その結果を得るための行動を増やしたり減らしたりする環境要因 です。 ポイントはこの2つ。 価値変化効果(value-altering effect) → その結果を「欲しい/欲しくない」と感じる度合いが変わる 行動変化効果(behavior-altering effect) → それを得るための行動が「増える/減る」 つまり、 “いま、この瞬間、どれだけそれを欲しているか” が行動に影響するということです。 MO の2つのタイプ ① EO(Establishing Operation:確立操

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2月8日読了時間: 6分


刺激弁別(stimulus discrimination)
ABA では、行動がどんな刺激のもとで起こりやすいかを扱いますが、その中でも重要なのが 刺激弁別(stimulus discrimination) です。 刺激性制御の記事でも触れたように、行動は特定の刺激のもとで起こりやすくなります。 刺激弁別は、その中でも 「似ている刺激の違いを見分けて、適切に反応できるようになること」 を指します。 刺激弁別(stimulus discrimination)とは? 刺激弁別とは 、似ている刺激の違いを区別し、それぞれに適切な反応をすること です。 行動そのものは同じでも、どの刺激に対して行うかを学び分けます。 例 「パパ」を見ると「パパ」と言う 他の男性を見ても「パパ」とは言わない → 刺激弁別が成立している状態 例 家ではハグが強化される モールではハグが強化されない(消去) → 場所の違いで行動が変わる 刺激の種類とその役割 ABA では、刺激の役割によっていくつかの名称があります。 ここではブログ読者にもわかりやすいよう、シンプルに整理します。 ● SD(強化の弁別刺激) その行動をすると強化され

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2月8日読了時間: 5分


強化スケジュール(Schedule of Reinforcement)
ABA(応用行動分析)では、 行動を強化するタイミングや頻度を 強化スケジュール(Schedule of Reinforcement) と呼びます。 強化スケジュールは、 行動がどれくらい速く学習されるか、どれくらい維持されるか に大きく影響します。 強化スケジュールには大きく分けて2種類があります。 連続強化(CRF) 間欠強化(Intermittent Schedules) 固定比率(FR) 変動比率(VR) 固定間隔(FI) 変動間隔(VI) それぞれの特徴をわかりやすく解説します。 ① 連続強化(CRF / FR1) 行動が起きるたびに毎回強化する 連続強化とは、 行動が起きるたびに必ず強化するスケジュール 。 ■ 例 ボタンを押すと毎回ジュースが出る 宿題を提出するたびにシールがもらえる 「ありがとう」と言うたびに褒められる ■ 特徴 新しい行動を教えるときに最適 行動が素早く増える ただし、強化がなくなると行動が消えやすい ② 間欠強化(Intermittent Schedules) “ときどき”強化するスケジュール 間欠強化

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2月8日読了時間: 5分
