カリキュラムベースドアセスメントcurriculum based assessment(CBA)
- ABAスクールTogether

- 12 時間前
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― 生活や学習スキルを“そのまま”評価する方法
カリキュラムベースドアセスメント Curriculum Based Assessment(CBA)とは、子どもが実際に生活や学習で使う具体的なスキルを、カリキュラム(生活スキル・学習スキルの一覧)に基づいて直接評価する方法です。
標準化検査のように「同年齢の子と比べる」のではなく、
“この子が今どのスキルをできていて、次に何を教えるべきか”を明確にするための評価です。
■ カリキュラムベースドアセスメント Curriculum Based Assessment(CBA)
実際の生活や学習に必要なスキルを、1つずつ直接観察して評価する方法
偏差値やIQではなく、具体的なスキルの到達度がわかる
そのまま個別支援計画(IEP)や指導計画に直結する
発達支援で特に使いやすい
■ CBAの代表的な例
① VB-MAPP(言語・社会性の発達評価)
マンド(要求)
タクト(ラベリング)
インターバーバル(会話)
遊び・社会性
聴覚弁別
などを細かく評価する。
→ 言語行動の発達段階がわかり、次に教えるべきスキルが明確になる。
② ABLLS-R(生活・学習スキルの網羅的評価)
自立スキル(着替え、食事、トイレ)
言語
認知
社会性
遊び
学習態度
など 544項目 をチェックする。
→ 生活全体のスキルを細かく把握できる。
③ AFLS(生活スキルの実用評価)
家庭生活
コミュニティ参加
交通機関の利用
健康管理
職業スキル
→ 思春期〜成人の自立スキルに強い評価ツール。
④ EFL(Essential for Living)
問題行動の代替となる“必須スキル”に特化
要求(マンド)
自立スキル
安全スキル
→ 重度の知的障害・自閉症の方に特に適した評価。
⑤ 学校の教科学習に基づくCBA(学習版)
読み書き
数の理解
計算
理科・社会の基礎概念
→ 学校のカリキュラムに沿って、どこでつまずいているかを評価する。
■ CBAの良いところ(標準化検査との違い)
標準化検査 | Curriculum Based Assessment |
同年齢の子と比較する | その子自身のスキルを直接評価する |
偏差値・IQが出る | できる/できないが具体的にわかる |
支援計画につながりにくい | 次に教えるべきスキルが明確 |
観察は少ない | 直接観察が中心 |
■ 具体例でイメージする
例:歯磨きスキルを評価する場合
標準化検査 → 「歯磨きの項目は1点」
CBA → ステップごとに評価する
歯ブラシを持つ
歯磨き粉をつける
上の歯を磨く
下の歯を磨く
口をゆすぐ
片付ける
→ どこまでできていて、どこから教えるべきかが一目でわかる。
■ まとめ
Curriculum Based Assessment(CBA)は、生活や学習のスキルを直接観察して評価する方法。
偏差値ではなく、“次に教えるべきスキル”がわかる評価。
代表例:VB-MAPP、ABLLS-R、AFLS、EFL、学校の教科学習CBA。
ABAスキルトレーニングや発達支援で非常に使いやすい。



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